8・18講演とダイアローグ 民意ってなんだ!?



8月18日(日)、「民意ってなんだ!?」という講演会&分科会があります。
講演者は、大阪府立大学の工藤宏司さん(社会学)。

編集を担当している雑誌『教育と文化』を制作する教育文化総合研究所主催のイベントです。
私は、講演会のあとにおこなわれる分科会B「(民意を支える)能力主義を問い直すダイアローグ」の運営担当。分科会の案内文を紹介します。

◆自分の体験や心配事から能力主義を問い直してみる
「できる/できない」という基準で子どもを見ること、「能力」を他者と無関係に自分だけで所有できる実体として捉えること、そして能力によって個人の生活や生死のあり方を選別する傾向がますます強まっています。生存権という観点からもう一度能力評価の不当性・差別性を問うていくことが欠かせません。
問い直すには、「問いの立て方」がポイントになります。どんな「問い」あるいは「疑問」が(実質上)封印されてきたのか。その封を開いていく必要があります。たとえば、「文字」が読めないと生活していく上で不便であるから、少しでも文字が読めるように個人として努力していくことや、社会的に文字学習の支援体制を整えていくこと、その方法を工夫したり成果を評価したりすることを問題にするのではなく、文字が読めないとどうして不便なのか、なぜそのような仕組みになってしまっているのか、文字の読み書きとは関係なく誰もが安心して暮らせるような社会にすべきではないのか、と問うていくというわけです。
文字を「英語」や「ラテン語」や「中国語」や「関西弁」や「ICTリテラシー」に置き換えて、問うてみてはどうでしょうか。
分科会では能力や能力主義にまつわる「気になるあれこれ」や「思い当たる日常」を出し合う、ダイアローグ(対話)を行います。
運営担当者にはほかに、菊地栄治さん(早稲田大学・教育総研所長)・金井利之さん
(東京大学・教育総研企画編集会議議長)・池田賢市さん(中央大学)がいます。

お時間あったら、ぜひぜひ! しゃるうぃー。

参加希望の方は、下記からお申し込みください。

当日、お待ちしています。


コメント

人気の投稿